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粉体の場合、粉の圧力とタンク斜面の摩擦によって粉が斜面に固まってしまうことがあります。 その状態(表層部分だけが流動している状態)をファネルフローといいます。 ファネルフローが続くと、粉にムラや変質を誘発して、パイプ内での詰まりを発生させる可能性があります。
万一、詰まりが発生した場合、まず、パイプ内での詰まりを検知して、粉体の投入を止め、詰まり警報やシグナル等へ信号を送ります。
その後、タンク内で固まった粉の上限等を検知して、バイブレーターやノッカーに信号を送ります。
バイブレーターやノッカーなどによる強い振動で詰まりを解消します。
その他、粉の圧力などで排出口の上部がアーチ状に閉塞して排出が止まってしまう場合があります。 その状態をブリッジと言います。ブリッジは排出口の上部に形成されるため、粉が排出されなくなります。
ブリッジの場合も、タンク内の上限を検知して、詰まり警報やシグナル等へ信号を送ったり、振動など詰まり解消の処置を促すなどします。
使用した機器 レベル計 LT-EXD3型
レベル計 DS型など