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静電容量式レベル計を使って静電容量値を測定することで2液の境界(界面)を検知することができます。

界面検知

実機センサー性能テスト

界面検知1
界面検知2

・a液およびb液を80℃に温めセンサー内に注ぐ。

・下方にb液を入れ、上方にa液500ccをいれたとき、
 すなわちb液のみの検出時、静電容量はMAX値5v
 を示している。底からb液を徐々に抜き、界面を電
 極近くまで下げると、センサーはa液を検出し始め
 電圧は低下しだす。電極がすべてa液で覆われるこ
 ろになるとMIN値1vとなる。

・a液とb液で電圧5~1vとアナログ的に変化することから、適当なところにしきい値を設け比較する制御器
 を設ければ充分界面検出は可能と思える。

・テストでは、500cc/min程度でb液を抜き出したが、現場では25L/minと50倍の速度でb液が抜き出される。
 センサーと遮断弁の応答速度により界面位置は移動することになる。これは現場テストで確認する。

アプリケーション

静置分離槽からの排出液の界面を測定します。

界面検知3

使用した機器 静電容量計DOM-24型