第21回 3Dプリンターについて Part2  2016年12月

熱溶解積層方式

以前、「Y.E.I.の芽」に登場した3Dプリンターですが。
お客様より活躍の場を与えていただいております。
射出アームを躍動させなければ発見できないこともあり
日々、勉強させていただいております。

現在、弊社で活躍しているのが、熱溶解積層方式です。
今回、スポットを当てるのは『粉末焼結方式』です。
“粉末”を“焼く”ことで“結合”させる。
読んで字の如くです。プリントするための材料は粉末です。
この粉末ですが、金属に対応しているものがあります。
焼く工程はレーザー光線で照射加熱します。
金属を3Dプリントできるなんて!
是非とも入手してみたい。

粉末焼結方式
粉末焼結方式2

弊社の製品は電極部と変換器部は共に金属です。
お客様ごとの特殊な仕様に対応するために
電極部の形状が変わることは間々あります。
その都度、コストや納期などの弊害が発生します。
サービスを現状よりも向上させるには自社で
成形していく事も個人的には考えています。

現状維持ではなく、更なる向上を目指します。
という事で『粉末焼結方式』を会社で買って下さい。笑
こんなコンパクトな製品もありますよ~。

粉末焼結方式3

 第20回 耐振動試験  2016年11月

以前、新製品開発時に弊社で行っている様々なテストの中の「耐静電気試験」というものを紹介させていただきました。
今回は 耐振動試験 の内容をご紹介いたします。

弊社製品であるレベルスイッチは様々な場所に設置されます。
振動の激しい苛酷な環境下でも弊社製品を安心してご使用していただけるようにと、振動試験を行い安全性を確認いたしております。

今回の振動試験の目的は、
◆振動の影響による新型レベルスイッチ  LT-12型 の誤作動及び基盤破損等がないことの確認。
◆振動による新機構 フリーポジションヘッド  の固定ネジに緩みがないことの確認。
以上2点の確認のために行いました。

試験規格 JIS C 60068-2-6 規格 に基づき、
その中でも条件が厳しい内容で振動試験を行いました。

試験内容
 振動数範囲 10~150Hz
 加速度 20m/s2
 振動サイクル 20サイクル
 試験時間 水平取付2時間30分 垂直取付2時間30分

試験後に、目視検査及び社内規定に基づいた検査を行い、正常に動作していることを確認しました。

このような苛酷な環境下でも弊社製品はビクともしません!

こんな所でも使えるの?
どうせ無理でしょう?
など諦めていることありませんか?
一度ご相談 下さい!
社員一丸となってお手伝いさせていただきます!

今後もお客様に安全に、安心してご使用いただける製品を
製作してまいります!

 第19回 弊社の強み  2016年10月

弊社は1973年に創業し、静電容量式レベルスイッチの販売を開始致しました。
そこから今日に至るまで静電容量式センサーの開発を行ってまいりました。
弊社工場には創業当時からのレベルスイッチの試験成績表が保管されており、
ご購入頂いた製品の基板のご購入等のメンテナンス時に役立てています。
中には自分と同じ生年月日の製品の記録があったりして、
より製品に愛着が湧いたりします。
この創業時からの製品の記録が残っているのも弊社の強みかと思います。
今ではISO等のシステムが発達し記録を残す事等当たり前の時代ですが、
当時は紙ベースの記録であり、保管場所もそれなりです。
それを先人の方々がしっかり保管し、私の代まで残されている事に敬意を表します。
次は私たちが次世代へ引き継がなければと襟を正しています。
現状の更なるブラッシュアップに努力してまいります。

保存ファイル

話が技術的な内容から少しそれてしまいましたが、
「静電容量とは何?」よく聞かれる言葉です。
しかしここでは割愛させて頂きます。
決して私が理解出来ておらず、
皆様にご説明出来る知識を持ち合わせていない
訳ではありませんよ(笑)
弊社ホームページ内には色々と情報を記載していますので
一度見て頂ければ幸いです。
静電容量を用いた身近な存在の製品を挙げるとすれば、
スマートフォンで使用されています「タッチパネル」。
これにも静電容量の技術が使用されています。
これで少しは静電容量が身近に感じて頂ける物になったでしょうか?

初めに記載させて頂きましたが、
弊社は1973年より静電容量式のセンサーを取り扱ってまいりました。
その間に様々な製品を開発し、その様々な製品の記録も残っています。
現在世の中には様々な方式のセンサーが販売されています。
その中で、弊社製品「静電容量式センサー」の強みは、
様々な物質が持っているそれぞれに異なった誘電率を測定する事で
静電容量として数値化できる点です。
静電容量は温度や密度、他の物質との混合等様々な要因で必ず変化します。
弊社静電容量式センサーはその変化を捉える事が可能なのです。
そこに弊社の創業時から蓄積したデータを掛け合わせ、
皆様に満足して頂ける製品に仕上げています。
「これは測れない…」と諦める前に一度 弊社へご相談 下さい。

 第18回 GMシリーズの新製品!?  2016年9月

以前に弊社の主力製品である水分計の新製品 GM-115 を紹介いたしました。
「GM-115」は前機種である GM-113N の小型化、耐導電性の強化、機能の充実化を図ったものです。

gm113n-gm115

弊社では GM-115 の発表と同時に、Y.E.I.のモットーであるチャレンジ精神に基づき、
GMシリーズの更なる改良に取り組んでまいりました。

gm113n-gm115

まだ設計段階であり、完全な具体化には至っていませんが、近い将来、より充実した新製品が、お客様の前に姿を現すと思います。
ご期待ください。

 第17回 新製品開発時のテスト  2016年8月

弊社では、新製品開発時、様々なテストを行います。
現場環境を想定し、誤動作なく測定出来るか、機器が破壊されないかをチェックしています。
EMC、ノイズ試験、耐環境試験、振動試験、IP試験…等です。

今回の「Y.E.I.の芽」では、7月に発売開始されたLT-12型レベルスイッチの耐静電気試験の内容をご紹介させていただきます。

一般の測定器では、耐静電気試験として
静電気放電イミュニティ試験(JIS C 61000-4-2、IEC61000-4-2) をクリアすれば良いのですが、
弊社機器のような工業用計測器としてご使用いただく機器の場合、
この程度の試験をクリアしたとしても現場では静電気で破損され使用不能になる事も考えられます。

静電気放電イミュニティ試験とは

  • 試験目的
    人体または物体がEUTに接触または接近したときに発生する静電気放電(の許容値)でEUTが誤動作または故障しないことを立証する
  • 許容値(製品規格に従う)
    接触放電:±2kV~±8kV 気中放電:±2kV~±15kV
  • 判定基準
    試験後に、機器は意図したように動作を続ける必要がある。機器を意図した方法で使用した場合に製造業者が規定した性能レベル以下への性能低下、または機能喪失は許されない。この性能レベルは許される性能喪失と言い換えてもよい。ただし、試験中の性能の低下は許される。実際の動作状態、または蓄積データの変化は許されない。もし、最小の性能レベル、または許容される性能喪失が製造業者によって規定されていない場合には、製品説明書および製品文書、ならびに機器を意図した方法で使用したときに、使用者が当然期待する性能から、これらのどちらかを導き出してもよい。

とややこしく書かれていますが、要は静電気試験器を使ってESDガンを弊社機器に接触させた状態や離した状態で静電気を印加し、
機器の性能損失が無いかをチェックするものです。

静電気試験器とESDガン

この程度の試験では弊社機器は、ビクともしません(^^)
ここからが弊社機器の凄さの紹介です!!
百聞は一見に如かず。まずはこれをご覧ください。

バンデグラフは、1cm離した所から放電すると10kV。
この動画では、約25cm離している事から250kVが検出回路に印加されている事になります。

実際の試験では、弊社のバンデグラフの放電限界距離である30cmもクリアしているので300kVまで耐えられる事になります。

LT型レベルスイッチ発売から43年、モデルチェンジを繰り返し、性能アップをはかっています。

 第16回 影の主役「電極」について  2016年7月

今年の夏も暑くなりそうな予感がする今日この頃ですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今月の「Y.E.I.の芽」は、影の主役である「電極」について、お話しします。

センサー開発の分野では、変換器や測定器に使用する電子部品の選定や、
斬新な回路設計についつい目が行きがちです。
しかし、どれほど最新の技術で開発された機器も、
測定の要となる「電極」が粗雑で技術水準が低ければ、
折角の高精度な仕様も機能が半減してしまいます。
また、「電極」の耐久性に工夫がなければ、安定した測定ができません。

変換器や測定器にとって「電極」とは、正に「頼れる相棒」です。
測定技術向上のためには、
車の両輪のように「電極」の技術水準も改善を重ね、品質の向上に努めなければなりません。

影の主役「電極」

しかし、心配はご無用です!!
弊社では、長年レベルスイッチで培った「電極」の技術を蓄積していますので、必ずやご満足いただける「電極」の選定が可能です。
以下は、弊社にて設計・製作を行ったさまざまな形状の 「電極」の一例です。

電極一覧

また、弊社の「電極」生産管理体制をご案内いたします。

1.変換器・測定器 の検出感度や「電極」の設置場所・耐久性などに応じて「電極」の構想を考え、設計図(加工図)を作成。
2.特殊仕様品も一台から対応できるよう、熟練の汎用旋盤工が加工し製作。
3.ISOの品質規格に則り、厳しい検査を実施。
4.完成した「電極」は変換器・測定器と組み合わせ、最終出荷検査を行い出荷
 (状況により、測定対象のサンプルを使用したデータ採取を行う場合もございます)


いかがでしょうか。
弊社では「電極」の構想や品質向上に向けて新たな発想ができるよう日々精進し、ユーザー様のご期待に応えていく所存です。
「電極」の選定についてお悩みでしたら、弊社までお気軽にご相談ください。

 第15回 問い合わせってどうすれば?  2016年6月

今回の「Y.E.I.の芽」ですが、
製品の技術詳細なんかの専門的な話は技術部に任せるとして、
自分は営業担当として【機器問い合わせ】に関してお話しさせていただければと思います。
最近は各メーカー様が自社ホームページを持たれていることも増え、
「こんな物がほしいな…、あるかな…」ってときは、まずネットを叩いちゃいますよね。
そんな中、よくホームページ上に記載されている【お気軽にご連絡ください!】の文言。

compurtor

確かに、お気軽に問い合わせできるものならいいんですが、
弊社製品は、静電容量方式センシング機器の取り扱いがないユーザー様には「何、伝えればいいの? まずうちは何すればいいの?」とハードルが高く感じられ、不安になられるのではないでしょうか?

そこで、まずは押さえていただきたいのが以下のポイント!!!

①サンプルのご用意
②取り付け方法や形状など、ある程度具体的な理想の管理・監視体制
③実運用を考えられている箇所の周囲環境


この3点となります。
何故これらがポイントになるかといいますと…

①は測定物の基礎データ収集。
測定物の比誘電率を把握することで精度の高いセンシング機器の提案が可能になります。

②は測定センサー部の設計コンセプト。
静電容量の特性などにより完璧にご希望通り!とはいかない場合もございますが、
具体的であればあるほど、弊社からもっともお客様の理想に近い形の提案が可能になります。

③は機器の仕様選定の基礎情報。
高温対策や粉塵への対応、防爆地域への設置対応など、最適な仕様の提案が可能になります。

営業マン

これらをご理解いただければ、あとは弊社にお電話かメールにてお問い合わせいただくだけ。
(株)Y.E.I.が40年以上にもわたる多くの経験と実績から蓄積したノウハウを駆使して、お客様にご提案いたします。

ん?
コンプライアンスの関係上①のサンプル提出が難しい?
ご安心ください!!!

そんなお客様には、お客様先にてデータ収集を行っていただける 貸し出し機 のご用意もしております。

「このラインのこの測定物の監視はきっと無理だろうなぁ…」
って思われているものが意外にも高い精度で出来ちゃうのが静電容量の大きな強み。
気軽にお問い合わせいただき、お客様の理想をどんどんお伝えください!!!

機器提案、製品導入からアフターサポートまで静電容量のプロフェッショナルとして、しっかりと対応させいただきます。
お問い合わせ お待ちいたしております。

 第14回 3Dプリンターについて  2016年5月

今回は訳あって3Dプリンターの紹介をさせていただきます。

普段、私たちが用紙に印刷をする機会は多々あります。
これらは2Dデータ(CAD,Wordなど)を基にプリンターで印刷をしています。
3Dプリンターは名前の通り、
3Dデータ(3DCAD,3Dソフトなど)を基にプリンターで印刷します。

3Dデータの印刷?

安心して下さい。印刷できますよ!

その方法は積層造形法と呼ばれています。
3Dデータを輪切りにして、出来た階層を2次元プリントします。
これを少しずつ重ねていくと、3Dデータが印刷されます。

印刷の方法としては、
熱溶解積層方式、粉末焼結方式などなど
たくさんの種類があります。

その中でも熱溶解積層方式の私的なイメージは、
“ソフトクリーム”です。
材料(樹脂)を溶かして射出するのですが、
その様子はソフトクリームをまきまきするように
射出アームが一所懸命に動きます。

今回、冒頭で訳あって~と始めましたが、その訳とは...

3Dプリンターが完成しました!

会社で購入していただいた3Dプリンターが、長らくホコリを被っていたのです。(怒られる…)
試作機など弊社での活躍が期待できますので、ソフトウェア部分にも手を伸ばして、どんどん活躍させていきます。

早く射出アームを動かしたい!

 第13回 新型レベルスイッチ完成までの道のり  2016年4月

今回は、前回の「Y.E.I.の芽」で少し紹介がありました、新型レベルスイッチについて説明させていただきます。
製品の詳細は下記の表をご参照ください。
ここでは新型レベルスイッチ完成までの開発秘話を少し紹介いたします。

新型レベルスイッチ完成までの道のり

スタートは現行品をマイナーチェンジするところからでした。
お客様からのご要望、社内からの意見を集め、何度も協議を重ねて、3つの主となる機能を盛り込むことになりました。

  1. AC・DC入力フリーの電源部
  2. リレー、ホトカプラー出力の選択機能
  3. ノーマル/フェイルセーフ出力の選択機能

以上のように決定しましたが、いざ開発を進めていくといくつかの問題が発生!!

1つ目の機能については、
フリー電源化に伴い部品点数が増えるため基板に入りきらない!

2つ目の機能については、
部品点数が増えるだけの過剰スペックになるんじゃないかと社内で意見が割れる!

3つ目の機能については、
基板のスペースもあり切替機能は断念!

などの問題も発生しましたが、
お客様が使いやすい製品
妥協しない製品
他社にない製品
を目指すと社員一同、決意を新たにし、ようやくすべてを盛り込むことに成功し完成に至りました。

弊社の機器に対する思いは並々ならぬものがあり、特に今回の新製品は、協議に協議を重ね時間をかけて完成した製品です。

しかし、これで満足はしていません。
今後も更なる良い製品作りを心がけて日々精進していきます。
今後ともよろしくお願い致します。

※詳細は下記の表をご参照ください。

旧型/新型機能比較表

仕様旧型新型
型番LT-11型LT-F型LT-O型LT-12型
電源AC100V・200V ×
電源DC24V ××
リレー出力 ×
ホトカプラー出力 ××
フェイルセーフ機能付き ××
タイマー機能付き

 第12回 弊社定例会議について  2016年3月

弊社では毎週月曜日の午前中に全体会議を実施しています。
会議中にお電話を頂いたお客様にはご迷惑をおかけしている場合があると思います。
この場を借りてお詫び申し上げます。

その会議の内容ですが・・・企業秘密です。
それでは今月のお話が進みませんので、
会議の内容を少しお話させて頂きます。

弊社定例の社内会議では、前週の会議での持ち越し案件の確認や、
前週からの間に発生した問題点、新規案件をメインに進めています。

会議の中で特に気をつけている事は、「決める事」「話を脱線せずに進める事」。
当り前の事ですが、「決める事」が時には出来ず無駄な時間が過ぎていくことがあります。
また新製品(開発品)についてもこの中で様々な議論が行われます。
新製品と言えば、現在弊社では新型レベルスイッチの開発が完了し、これから皆様のもとへという段階にまで来ています。
新型レベルスイッチの内容につきましては、来月担当の岡野よりご紹介させて頂きます。

そして私の中で力を入れている議題があります。
その議題は「ふわっとアイデア」という議題です。
「ふわっとアイデア」とはその名の通りで、
社内で業務を行い新製品(開発製品)を考えていると、どうしても考えが偏ってしまい、なかなか前に進む事が出来ません。
そこで日常の生活や様々な情報の中で、静電容量式計測機器にとらわれないアイデアを、社員が遠慮なく出し合う場なのです。

今のところまだ有りませんが、その中から製品に転嫁したり、アイデアそのままの製品が出来上がることもあるかも知れません。

皆様からの「こんな製品出来ないか?」「こんな測定物を測りたい!」というお声をお待ちしております。
一緒に「ふわっとアイデア」を具現化して行きませんか?

 第11回 新製品GM-115!  2016年2月

つい先日「明けまして、おめでとう」と挨拶を交わしたばかりまのに、気がつけばもう2月。
時の経つのは早いものですね。

暖冬とはいえ、2月はもっとも寒さの厳しい時季です。
皆様、風邪など召されないよう、お気をつけください。

今回は弊社の主力製品である「水分計」の新製品  GM-115 をご紹介いたします。

前機種である GM-113N は、 発売以来十数年間、準水系水分計として皆様にご愛顧いただいてまいりましたが、
ついにこの度、リニューアルに至り、新製品 GM-115 として生まれ変わりました。

gm113n-gm115

開発の要点は以下の3点です。

  1. 変換器の小型化
    変換器の外形寸法、170×160×75mm→160×110×61mmと、かなりの小型化に成功しております。
  2. 使いやすさ
    変換器、電極間の接続用シールド線の外径寸法をØ9mmからØ5mmと細くし、線長を2mから3mと長くすることにより、
    設置作業の簡便化が図れました。
  3. 機能の強化
    スケールオーバー機能の追加、および耐導電性の強化が実現しました。

上記のように、グレードアップした新機種 GM-115 に、前機種 GM-113N 同様のご愛顧を賜りますことを切に願っております。

初心を忘れず、さらに水分計の改良を重ね、より良い製品作りに邁進する所存でございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

 第10回 あなたのアイディア待ってます!  2016年1月

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

世の中にまだ存在しない、新しいセンサーを作りたい!

日々アンテナを張り巡らせ、情報収集を行い、今、必要とされているセンサー開発する。
簡単なようで非常に難しいことです。

様々な現場、製造工程において、「これが計測出来れば、生産効率は格段に上がるのに…」。
このような相談(現場の生の声)を頂戴し、そこから新しいセンサーがたくさん生まれています。

過去の実績を口コミで聞いていただいた方からのお問い合わせも年々増えております。

最初は、「静電容量センサーで何ができるの?」という状態であったお客様が、
1年後には、「この現場にも使える」「あんな事にも使えるんじゃない?」と逆に提案いただくこともあります。

私たちでは考え付かない静電容量センサーの使い道をご提案頂き、お客様独自で特許まで取得されたことも数多くあります。

次の様な流れで新しいセンサーを短期間で開発することもあります。

  • お客様より お問い合わせを頂く。
  • 当社営業部による静電容量センサーのプレゼンテーションをお聞きいただく。
  • プレゼン後、「この現場(ライン)で、こんな事に使えるかも…」と何気ない提案をいただく。
  • 現場の声を漏れなく営業部が拾い、当社の全体会議に議題としてあげる。
    技術部が、当社技術で実現可能かどうかの判断をする。
    (静電容量方式で実現不可と判断した場合は、別の方式で提案させていただく場合もあります。)
  • 当社技術部の提案とお客様の考えのすり合わせを行う。
  • 試作機を製作し、動作確認を行う。
  • 現場ラインでお使い頂く。
  • 漠然と、この製造ラインで計測監視できないかな? とお悩みの方。
  • 来期の開発案件が、まだ決まっていない方。

まずは当社にご相談ください。
当社のプレゼンテーションを聞いただけで、何かのひらめきに繋がるかも。

40年以上、静電容量 一筋で様々な新しいセンサーを開発してきた当社だからこそ出来る事があると思います。

静電容量なら Y.E.I. と言って頂けるように、
今後も、静電容量のプロフェッショナル集団を目指します。